ニュージーランドが誇るいちにを争う特産物といえば、マヌカハニー。ニュージーランドに自生するマヌカと言われる常緑低木の花から採れるハチミツです。とても殺菌作用がつよく、それでいてとってもおいしいハチミツです。
強い殺菌、抗菌作用のあるマヌカハニーをなめて、医者いらず?!
マヌカハニーにはとても強い殺菌、抗菌、抗炎症作用があります。風邪予防をはじめ、感染症にとても効果があるといわれています。メチルグリオキサール(MGO)と呼ばれる抗菌物質がマヌカハニーにはとても高い濃度で含まれていて、普通のハチミツの70倍ものメチルグリオキサールがマヌカハニーからは検出されています。このメチルグリオキサールは体内に入って殺菌作用が持続する物質と言われています。また腸内フローラの悪玉菌を減らし、ラクトパチルスと呼ばれる、善玉菌を増やすという研究結果も。市販されているほとんどのマヌカハニーにはこのMGO数値が記載されており、数値が高くなればなるほど、この濃度も高く、お値段も高くなります。ちなみにこのマヌカの抗菌作用はメチルグリオキサールと特定されたのは、意外と最近で、2006年のことです。
マヌカって?
マヌカはニュージーランド、オーストラリア南東部に自生する常緑低木で、高くても10メートルぐらいに成長する植物です。夏になると、梅によく似た、白やピンクがかった小さい花をつけますが、その花から採れたハチミツがマヌカハニーです。濃い茶色がかった色をしており、独特の香りをもち、人によってはくせが強すぎると感じる人もいますが、この独特の香りと味にやみつきになる人も多いのです。ヨーロピアンが移住を始めた頃、マヌカの葉を使い、煎じたり、お茶として飲まれていたため、別名がティーツリーとも呼ばれています。他にもアロマテラピーなどにも使われ、マヌカから採れたオイル入りの、石鹸やクリーム、マッサージオイルなどにも用途広く使われています。葉を手でもむと、ハーブのような、とても良い香りがします。
ニュージーランドで安く買えるいろいろなハチミツ
マヌカハニーは個人的にニュージーランドにあるハチミツでも一番好きな味です。スーパーに行くと、日本で購入するよりもだいぶ安く手に入り、MGO 85+ ほどのマヌカハニー500gがセールの時など2000円ほどで購入できます。日本だと6000円ぐらいするので、ニュージーランドに旅行に行く際にはぜひとも買い求めてもらいたい商品です。マヌカハニーの次に好きなハチミツはバイパーズバグロスという花からとれたハチミツ、そして王道クローバーがお気に入りです。地元のマーケットなどに行くと、様々なハチミツが安くで売っており、美味しいハチミツが手軽に購入できるニュージーランドです。